【動画付き】國島広之教授とマンチーズケータリングによる感染対策の共同実験結果を発表

2020/07/17 Fri



マンチーズケータリングでは、新型コロナウイルスの流行以降、
お客様が安心して食事と会話を楽しむことができる「リスクをコントロールした」食事の提供方法を模索してまいりました。
トング等の高頻度接触面を避け、料理を「カップフード」や「フィンガーフード」に限定することで、感染リスクを低減することができるのではないかと考えました。
そして、この感染対策がどの程度効果を持つのか、
聖マリアンナ医科大学 感染症学講座教授でありノンピ アカデミックアドバイザーの國島広之教授と共同研究を行いました。

蛍光塗料を使用した実証実験の結果、リスク範囲が『99%減少』することが実証されました。


実験動画はこちら



実験方法

以下2つの実験に対して10名の被験者を選定し、そのうち1名を新型コロナウイルス感染者役に指定しました。
(2つの実験ともに同一被験者で実施) 感染者役の被験者の手には蛍光塗料を塗り、直接・間接接触による伝播度合いを計測し数値化します。
伝播度合いは、蛍光塗料にブラックライトを当てることで、感染者役以外の被験者に付着した蛍光塗料の量をピクセル数で計測しました。
対策前と対策後の蛍光塗料の減少率を求めることで、接触感染のリスク低減を実証します。


実験1.大皿料理で提供する従来型ケータリング






実験2.カップフード・一人用パーティープレートで提供する非接触型の新しいケータリング




カップフード・一人用パーティープレート紹介の記事はこちら



実験結果


〈実験1〉大皿料理で提供する従来型ケータリングは9,455,064Pixelに対し、
〈実験2〉カップフード・一人用パーティープレートで提供する非接触型の新しいケータリングは6,411Pixelと減少率99%となりました。




 

國島広之教授よりコメント

「飲み会を開催する上で気をつけることは、まずは召し上がる方の手指衛生とその場の換気。この二つがユニバーサルな対策として非常に有効だと思います。
具体的な対策として、立食でお食事をする場合はよく手が触れる場所を避けるために、カップフードを使うのも一つの対策になると思います。
今後のケータリング様式については、『新しい生活様式』にあるように『料理は個々に』の対策を具体的にどういう風にしていくかということが大事だと思います。」




 

マンチーズケータリングでは、今後も皆様に安心安全な食の場をお楽しみいただけるよう、徹底した感染対策の実施と食事モデルの構築をしてまいります。
何卒ご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。